ひつじブックス-読書ブログ-

読んだ本の感想をまとめています。もっと本が読みたーい!

【書評】「おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門」:日常を円滑にする交渉術をマスター!

この記事をシェアする

おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門

おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門

  • 作者:松浦正浩
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
Amazon

交渉のプロが教える、誰にでも使える実践的スキル

「交渉」と聞くと、ビジネスの場面を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、松浦正浩氏の著書「おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門」は、交渉術が日常生活のあらゆる場面で役立つことを教えてくれます。

本書は、交渉のプロである著者が、ポップなイラストとストーリーを交えながら、交渉の基本から応用までをわかりやすく解説しています。

読者は、サエない会社員が謎の宇宙人に交渉学を学ぶというユニークな物語を通じて、交渉における重要なポイントを楽しく学ぶことができます。

交渉の基礎知識からテクニックまで

本書で学べる内容は、多岐にわたります。

交渉の心構え、BATNA(交渉が決裂した場合の代替案)という考え方、多者間交渉の基本など、交渉を成功に導くための基礎知識が網羅されています。

さらに、本書は日常生活で役立つ実践的なテクニックも紹介しています。

家族や恋人とのコミュニケーション、友人との旅行計画、引越し業者との価格交渉など、身近な例を通じて、交渉の基本的なフレームワークを理解し、実生活に応用できるようになります。

 

相手との関係を築きながら、win-winの関係を目指す

本書は、交渉の心理学的側面にも焦点を当てています。相手の本音を探る方法や、感情的にならずに落とし所を見つける技術など、交渉を成功に導くための心構えも学ぶことができます。

交渉のプロセスを通じて、相手との関係を築きながら、双方にとって最適な解決策を見つける方法がわかります。

本書の感想

本書は、「初心者でも分かりやすい」「実践的なアドバイスが満載」であり、交渉ごとに困った経験のある方には、とても役立つものだと思います。

本書を読むことで、交渉学を身近なものに感じ、日々のコミュニケーションに自信を持って臨めるようになるでしょう。

まとめ

「おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門」は、ビジネスパーソンだけでなく、日常生活でコミュニケーションの質を向上させたいすべての人におすすめの一冊です。

交渉術をマスターして、より円滑な人間関係を築きませんか?